看護師の結婚は、他の職種についている人よりいろいろな問題がでてくる傾向があります。
大学病院や総合病院のように入院施設があるところは、夜勤があり時間が不規則になります。
結婚をしてパートナーとの生活が始まると、夜に一緒に居られなかったり、休日が合わなかったりするといった問題がでてきます。
配偶者の理解があれば今まで通りの働き方で大丈夫なのですが、なかなかそういう訳にはいかないのが現状です。
このような問題があるので結婚をすると、離職してしまう看護師もいます。
結婚の問題で離職する看護師の割合は10パーセントほどいるといわれています。
夜勤がないクリニックは働くママに人気です。
クリニックは、午前の診療と午後の診療の間に数時間の休憩時間がある場合が多いです。
その時間を利用して一旦家に帰って家事をおこなうことができるので、クリニックに転職する看護師も多いです。
配偶者の理解を得られていても、子どもを授かればまた事情が変わってきます。
育児休暇や有給休暇などを利用して、しっかり子育てをして復帰する方も多いです。
大きな病院は福利厚生が手厚く、託児所など併設されている病院があり、仕事と子育ての両立をすることができます。
看護師は国家資格のため手に職があるので、子育などで一度看護師の仕事を離れた人でも復帰しやすいという強みがあります。
看護師にはさまざまな働き方があり、ライフワークに合った仕事の仕方をすることが重要です。